Fake Masterdisc
outroductionにも紹介したように、masterdiscのCDは、その高音質、希少価値の故、
様々なメーカにコピーされている.しかも、ボーナス曲や、ブックレットなど、
付加価値をつけられている.しかしながら、コピーされても、その存在価値を失わないところが
彼らのスゴイところである.実際、コピー盤を買ってから、元のmasterdisc盤を探し回ると
いう人も後を絶たない.その理由としては、やはり
・ジャケットワーク
・マスターディスクへの敬意
が挙げられるだろう.前回紹介した、統一性のあるタイトル文字に加え、ジャケットの写真も
素晴らしく、ブートCDにはあるまじき紙質の良さ、限定番号という希少価値、これら全てが購入意欲を誘う.
また、これほどの音質を獲得した、彼らのリマスタリング技術は、コピーされればされるほど、
その価値を増すと言って良い.
前置きが長くなったが、そのようなmasterdiscのコピー盤のなかでも、最も許されない完全コピー盤が存在する.
とりあえずPETER SELLERS TAPEとSESSIONSについてはその存在が確認されている.
CDは一応プレス盤とはいえ、粗悪なコピー物.ひっからないように注意.
2000円程度で売られていた.
違いは、(本物に比べて)
・ジャケは、ペラペラの紙に両面コピー.一応光沢紙を使っている.
(本物はしっかりした二つ折り紙に印刷)
.CD盤の文字の感じが違う.
.CD盤の色も違う.
などが挙げられる.
詳しくは、下の写真を参考にするとよい.
作る方も作る方だが、売る方も売るほうである.

(Special Thanks to Mr. Forever)